テナガエビは、 淡水域、汽水域(河口まで)に生息するやや大型のエビで、第2歩脚が長く発達する特徴的な形をしており、食用では、空揚げなどが人気です。
テナガエビの仕掛け
釣るのも簡単で、スルメイカやベビーホタテなどでも釣れます。よく釣れるのは赤虫
- ベビーホタテ
- スルメイカ
- 赤虫
- スルメイカ
- ミミズ(イトミミズ)
など
仕掛けは以下のようなハゼ釣り仕掛けを流用してください。※竿の長さは、釣り場に応じて、1mくらい~調整してください。
渓流竿を先の方だけ使用するのがよいでしょう。リール竿の場合は、渓流用の短いルアーロッドがよいでしょう。
なお、針は、エビ針、ハエ針、タナゴ針などがよく、ハリスは0.3~0.8号くらいまでを使用します。どちらかというと夕方、夜など暗い方が釣果は高くなり、昼間は、岩の間などに潜っているため、岩やテトラのスキマなどがねらい目です。
ウキ釣りの場合は、しもり玉やしもり浮きを付けた方が効果的でしょう。
ザリガニ釣りの場合は、針は必要ではありませんが(ザリガニは挟み込む力が強力なので)、テナガエビの場合は、小さな張りを付けてください。
※ザリガニ釣りについてはこちら
東京近郊のテナガエビお手軽釣り場3選
多摩川河口域
ガス橋より下流は、漁業権がなく、遊漁券なしで釣りを楽しことができます。ガス橋より下の汽水域がオススメです。なお、これより上流でも釣れますが、丸子橋くらいまでがポイントで、これより上流はほぼ淡水となります。最下流の六郷橋付近がおすすめです。
- ガス橋
- 多摩川大橋
- 六郷橋
- 大師橋
ガス橋
多摩川大橋
六郷橋
大師橋
江戸川|江戸川放水路、中流域
江戸川放水路は、ハゼの名所ですが、テナガエビもかなり期待ができます。6月7月くらいがシーズンですが、4月くらいから釣れ始めます。放水路(行徳可動堰)より上流は淡水ですが、可動堰よりも上流でも、多数のポイントがあり、テトラやゴロタのある個所を狙います。
- 江戸川放水路
- 里見公園
荒川下流域
荒川は、 荒川ロックゲートは荒川と旧中川とを結ぶ閘門 ロックゲートやさらに下流の平井大橋付近の平井運動公園や小松川運動公園のテトラや捨て石地帯がねらい目です。特に平井は、シーバスをぶっ込みなどで狙いながら、テナガエビを釣る2刀流もよいでしょう。
荒川ロックゲート
平井大橋付近|平井運動公園、小松川運動公園付近がねらい目
その他、荒川の河口部や荒川と墨田川合流点の岩淵水門付近、千住新橋付近、新中川、水元公園など、岩やテトラがあれば、いろいろなところで釣ることができます。
テナガエビは大型の川エビで、味見がよく、空揚げにも最適です。似たようなターゲットにザリガニがいますが、食用には、一般的にテナガエビが適しています(ただし、淡水のエビカニ、つまりテナガエビ、ザリガニ、サワガニは寄生虫(肺臓ジストマの原因の肺吸虫)に注意!!、必ず加熱し、から揚げなどにし、よく加熱して食しましょう。)
※神奈川県相模川のテナガエビポイントの特集はこちらをご覧ください。
※ザリガニのポイントはこちらです。
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