2019年から東京湾にマダコフィーバー到来!!
世界的なタコ需要の拡大から、輸入物のマダコの価格は高騰しています。しかし、東京湾岸の釣り人には朗報があり、なんと、東京湾でマダコが増加しています。
明らかに、マダコの増殖が確認されたのは2019年ですが、2019年冬季、2020年に入ってもこの傾向
は続いており、夏場のシーズンに突入しましたか、2020年も好調が続いています。
大量に狙うのであれば、船で、マダコの乗合船も東京、神奈川、千葉の各所で多数出ていますが、お手軽なのは防波堤や釣り公園などから狙う方法で、手釣りでも狙えます。
※写真は横浜沖堤で釣れたもの
マダコ釣りに有効なルアー【タコエギ】
タコエギ呼ばれるのルアーが有効です。餌木とは、そもそもプロの漁師が漁具として使用していたものを釣り人が導入し、特にイカをターゲットにするエギングで爆発的に流行しました。
イカ用の餌木でもタコは釣れますが、タコ専用のものは、針の部分の構造がイカ用と異なり、より、タコが狙いやすくなっています。
針の構造がイカとタコで異なる理由は、タコは岸壁や海底にへばりついていることが多いため、根ががりを回避するためといわれています。
イカ用の餌木はフローティングタイプやシンキングタイプがあるものの、基本的には浮かせて使用しますが、
タコエギの場合は、海底に沈めたり、岸壁際で使用し、重りを使用した同付き仕掛けのような釣り方で釣ります。いかようの餌木に重りを付けて代用することもできますが根ががりが多くなるので、注意してください。
※管理人のオススメ!!
おすすめなのは、マダイ用のテンヤ仕掛けで、餌木とは異なり、普通のルアー感覚で利用できます。
また、オモックなどにタコベイトやスカートを付けて自作してみてもよいでしょう。
このようなマダイテンヤ仕掛けにスカートやネクタイ、タコベイトなどのヒラヒラを付けて、リフト&フォールで誘います。
タコ用の餌木仕掛けの一例
上記の写真のように重りを付けて使用します。重りは着底させますが、糸を張り、餌木自体は底に這わせないようにして根ガガリを回避します。
写真のように、タコ餌木の針は、このようなギャング針のような形状となっていて、イカ用の餌木に比べ根ががり回避に重点を置いたものとなっています。
仕掛けにはアピール力を上げるため、このようなタコベイトや反射板などを付けると効果的です。
マダコ釣りに有効な竿、リール
竿については、遠投するわけではないため、何でもよいのですが、仕掛けが重いため、ショアジギングロッドや船竿(固め)、投げ竿などが向いています。小型の餌木を使用する場合は、エギングロッド、シーバスロッド、バスロッドでもよいでしょう。
リールは、スピニングリールでもベイトリールどちらでも構いませんが、大物を狙うのであれば大型のベイト(両軸)リールがよいと思います。
※管理人は、ジギングロッド(8Fくらい)+スピニング(4000番くらい)、糸は太めのPE(3~4号くらい)で、餌木に直結しています(ショックリーダーを使用する場合は、ナイロン6~10号くらい)
東京近郊マダコポイント5選
関東のマダコポイントはたくさんあり、釣りやすさも考慮して東京、神奈川県、千葉県からそれぞれお勧め釣り場をご紹介します。
基本的には、防波堤であれば、どこでもポイントになります。
東京都エリアのマダコポイント
都内の場合は、釣り公園中心となりますが、マダコは河川の影響の少ない方がよいと考えられます。
若洲海浜公園
若洲海浜公園は塩通しがよいので、中央の釣り堤防が有望です(現在閉鎖中)。
その他、塩通しの良い岸壁で水深がある程度あれば、タコは狙えると思いますが、都内の場合、乗合船で沖に出るのもオススメです。
その他、城南島海浜公園、対岸の暁ふ頭公園なども潮位、時間などの条件が揃えば狙えないことがないですが、水深がそれほどないため、タコよりもイカの方が有望です。
神奈川県マダコポイント
東扇島西公園
東扇島西公園は、水深もあり有望です。しかし、都内から近く、釣り人が多いため、混雑時のルアー系の釣りは注意が必要です。
岸壁際や底がねらい目ですが、根ががりポイントが点在するのでご注意を。
↓※釣り場の詳細はこちらを参照
三崎港
三崎港側、城ヶ島側も昔から有名ですが、どちらかというとイカ狙いの方が多いかもしれません。
↓※釣り場の詳細はこちらを参照
その他の神奈川県のマダコポイント
●本牧海釣り施設●海辺釣り公園●磯子海釣り施設●湘南台堤防(イイダコも)●福浦周辺、根岸港など
千葉県のマダコポイント
千葉県でのポイントは、浦安市の3つの釣り場が特におすすめです。足元にテトラや捨て石が入っているので、釣りにくい場所もありますが、沖は砂地なので、多少、投げたり、タコテンヤ仕掛けで投げ釣り風に狙ってみるのもよいでしょう。
高須海浜公園
高須海浜公園、浦安電波塔下、浦安市総合運動公園のいわゆる浦安の3釣場は、どこを狙ってもポイントと言えますが、テトラや捨て石が入っているので、根ががりに注意してください。
浦安電波塔下 ※釣り禁止となっています
※残念ながら釣り禁止(進入禁止)となっています。浦安での釣りは、高須海浜公園、浦安市総合運動公園でお楽しみください。
↓※釣り場の詳細はこちらを参照
浦安市総合運動公園
浦安総合運動公園への生き方など釣り場詳細は、こちらを参考にしてください。
千葉港中央ふ頭
千葉港中央ふ頭は、単調な砂地で、根ががりは、例えば浦安の3釣り場に比べると少なくなります。護岸際を狙う場合、根ががりが少ない分、浦安よりも仕掛けロストの確立少なくなります。ちょっと投げて誘うのもよいでしょう。
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