ヘチ釣り・前打ち釣り・落とし込み釣り 違いは?|クロダイ釣師必見

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クロダイは丘っパリから狙える対象魚として1、2を争う人気ターゲットですが、その釣り方は様々で大別すると、浮き釣り、投げ釣り、ルアー釣り(チニング含む)、落とし込み釣りの4つの釣り方に大別できます。

 場所エサ使用する竿、リール
ウキ釣り
 浮きフカセ
 なぎさ釣り(湘南スタイル)

堤防、磯
砂浜
オキアミ、コーン、サナギ、イソメなど磯竿+スピニングリール
ルアー
 チニング
 ミノーイング
砂浜、河口、堤防などルアー、人口エサルアーロッド:チヌ専用もありますが、
シーバスロッドやバスロッド
リール:2000~3500番のスピニングリール
または海水用のベイトリール
投げ釣り
 ぶっ込釣り
 ぽかん釣り
砂浜、河口、堤防などどこでも
イソメ、サナギ、コウジ(ユムシ)
スイカ、みかんなど
投げ竿+中大型スピニングリール
落とし込み
 へち釣り
 前打ち
 かかり釣り

堤防、沖堤防
岸壁(特に護岸)、磯
養殖いかだや管理釣り場
オキアミ、コーン、サナギ、イソメ、カニ(タンクガニ、ボサガニなど)
かかり釣りは、団子エサで包み込んだりします。
ヘチ:ヘチ専用ロッド+専用タイコリール
※当サイトでは軟調シーバスロッド+ベイトリールをおすすめしています。
前打ち:磯竿+両軸リール。スピニングタックルでも代用可

今回は、堤防などで人気が出てきている落とし込み釣りの一種である、へち釣りと前打ち釣り(名古屋釣り)の解説です。

前打ち(名古屋釣り)

名古屋発祥とも言われている前打ちですが、詳細はほかりません。西日本や九州起源説もありますが、釣り方は、やや長めの竿(前打ち専用ロッドもあり、これが名古屋で進化したとも言われています)に目印をつけ、カニエサなどで、岩やテトラの隙間を狙っていきます。

エサはカニ(ボサガニやタンクガニ)、虫エサ、貝(カキ、カラスガイ)、さなぎ、フナムシ、コーン、エビなどですが、場所に合わせて選択します。関東ではカニが人気ですね。

ヘチ釣り

水深の深い堤防の際(キワ)を狙う代表的な釣り方で、専用の竿(1号前後の磯竿などでも代用できます)とへち釣り専用のタイコリールを使って、場所にあったエサをほぼオモリなしで海底に落としていく釣り方です。堤防の壁の際スレスレを落とすのがコツです。

エサは、カニやカラスガイ、カキ、イソメ、人口エサ等前打ちと同様です。こちらもカニが人気ですが、ヘチ釣りは特有の理由で、カキやカラスガイがよく使用されます。これは、対象となるクロダイの性質が原因で、堤防に住む貝をバリバリと食べるクロダイの習性を利用し、岸壁からはがれて沈んでいく貝をイメージして釣ります。


ベイトへち釣り|当サイトで推奨の新しい落とし込み釣りスタイル

当サイトで推奨しているベイトリールを使用したヘチ釣りです。釣り方はヘチ釣りと全く同じですが、リールはベイトフィネス用のリール(アブガルシアのものを推奨します)+柔らかめのシーバスロッドを使用します(当サイト管理人は、バラシ対策に穂先のみグラスファイバーに交換した振り出しのルアーロッドを使用しています(合わせがうまい人や、あたりをダイレクトに感じたい人は交換の必要はありません。)。アジングロッドやエギングロッドもよい)。

この釣り方の利点は、ヘチ釣りに飽きてしまった場合、もともとルアータックルなので、ルアー釣りや投げて改定を探るチニングにチェンジすることも可能で、広範囲に魚を探ることができます。

ベイトへち釣りタックル

ロッドはそれほど長くなくてもよいですが、7Ftくらいのものがよく、高い堤防では、8ftのロッドがよいでしょう。

さらに詳しい解説や使用タックルについてはこちらの記事をご覧ください

いかだや堤防の餌釣り【かかり釣り】も落とし込み釣り

カキなどのいかだで釣るかかり釣りも落とし込みの一種ですが、食わせエサを団子で包む独特の釣り方です。

かかり釣り

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