台風19号の進路は？ 関東上陸はいつ？

報道では、2019.10.12日9時現在、台風19号のニュースが大きく取り上げられていますが、これは前回、非常に強い勢力を保ったまま関東に上陸し、首都圏湾岸を中心に大きな被害が出た台風15号の影響が大きいと思われますが、史上最大の被害と言われた狩野川台風と状況が類似しているため、特に降雨に被害が警戒されています。

台風19号の進路データ

現在の台風の状況です（気象庁発表　2019.10.12.16時40分発表）。16時現在、下田市の南西約90キロにあり、間もなく午後6時頃に伊豆半島に上陸する見込みです。その後このまま進めば三浦半島を抜け、東京湾に到達するルート進む可能性があります。気象庁の予報では21時頃に東京付近に上陸と予想されています。

16時31分が東京湾の満潮（本日は大潮なので特に潮位が高い）で、多摩川が氾濫していますので、沿岸の方は特にご注意ください。

※加筆：関東付近の台風の進路は、12日９時時点の予想進路ほぼそのままを進みました。伊豆半島（静岡県下田付近）に上陸し、神奈川県の小田原方面から東京西部方面の進路を北北東に進み太平洋に抜けるルートをとり、横浜市で観測史上最大の降雨量、多摩川を氾濫させ、大きな水害が関東中心におきました。※台風については、別記事でまとめます。

過去の台風との比較：過去最高の被害、降水量だった狩野川台風

1958.9.27に神奈川県三浦半島に上陸した過去最大の被害を出した大型で猛烈な台風です。

三浦半島に上陸して北上、そして、伊豆半島で狩野川が氾濫し、水害や土砂災害が発生、死者・行方不明者1269人、住宅全半壊4000棟超の被害が出ました。台風が接近した26日に東京都心（千代田区）で観測した１日の雨量371.9ミリと横浜市中区で観測した287.2ミリは、現在に至るまで、各地点の観測史上最多雨量記録となっています。

今回の台風19号は、狩野川台風と進路や気圧配置などが類似していますので、注意が必要です。関東は、先月、9月9日の台風15号の直撃により、護岸などが破損していたり、土砂崩れが警戒される地域がありますので、

特に川や海の近くは警戒が必要です。2019.10.12の10時現在東北付近に梅雨前線があり、台風の接近により、活性化され、台風と相まって降雨量が増加、激しく雨が降る可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。

10月12日、関東地域で停電月発生しており（静岡県、茨城県、千葉県）の東電管内では、千葉県では77万軒を超す停電が発生しました（9時現在復旧作業中（2.7軒は以前停電中の模様））。

釣り公園の営業・休業状況

○若洲海浜公園
海釣り施設：11日(金)から13日(日)まで閉鎖

○大黒海釣り施設

12日（土）臨時休業

13日（日）開場時間等未定(安全確認及び復旧状況によりお知らせ致します)

○磯子海釣り施設

12日（土）臨時休業いたします
13日（日）８時開場はいたしません（開場時間は未定です）
　　　　　 台風通過後の安全確認及び復旧作業終了後の開場を
　　　　　 予定しています（当HPにてご案内いたします）

○東扇島釣り公園　未確認

○うみかぜ公園　　未確認

○オリジナルメーカー海釣り公園　　 12、13日は台風19号の為、臨時休館

○海辺釣り公園、浮島釣り園

台風は通過した後も、並や風の影響がありますので、通過後釣りをされる場合にはくれぐれもご注意ください。

防災気象情報と警戒レベル

今回の台風19号により気象庁は、2019.10.12は午後３時半、東京、神奈川、埼玉、群馬、静岡、山梨、長野の１都６県に大雨特別警報を出しました。大雨特別警報は、最高レベルの警報ですが

特別警報は、「警報の発表基準をはるかに超える現象に対して発表し、その発表基準は、地域の災害対策を担う都道府県知事及び市町村長の意見を聴いて決めています。 」と気象庁のホームページにあり、

各自治体が発表する警戒レベルの５に相当します。

警戒レベル４で全員避難ですので、それを超える警戒レベルだということです。

以下

※本サイトは釣り情報のサイトです。なお、筆者は、小型船舶操縦士免許を保有するもの気象予報士ではありませんので、正確な気象情報については、気象庁ホームページをご確認ください。https://www.jma.go.jp/jma/index.html